ずっと行きたいと思っていたのに全然時間が取れず、ギリギリになってやっと行ってきました。
本当は行ってる場合じゃないんですけど。。。取材という意味もあるし。。
で、めっちゃ面白かったです!
いきなりめちゃくちゃ後悔なのが、虫に擬態して仲間を呼び寄せて花粉を運ばせる、ビー・オーキッドの仲間のコーナーです。
写真撮らなくっても図録に載ってるかと思ったら、載ってなくって。
なんで載ってないんだ・・・ちょっと人が多かったのでひよったのがいけなかった。。。
こちらは1000年以上も生きる葉っぱ。生体展示があるとより感動しますね。↓
めっちゃ地味だけどめっちゃヒットだったのがこれ、乾燥地帯の植物で、本体は体を守るため土の中にあり、葉の先端が透明でそこから光を取り入れるという。。。よくできてるなあ。。。↓
これは、説明を写メし忘れました。。。木の上とかに育つ樹上植物で、地面がないので水を利用するために植物体の一部に水を貯めて使う植物 パイナップルの仲間↓
これは南極の苔ですが、これで100年越え!↓
でもそういえば以前に、然別湖近くのナキウサギ営巣地を見に行った時に、岩の上にすっごい小さなでもよくできた盆栽のような木がいくつも生えていて、あれも何十年かは経っていたのかもしれないなあ。。
遺伝子組換えによる青いバラと青い菊↓
個人的には、ストロマトライトのでき方も、へ〜〜でした。
光があるときはそちらへ成長し、暗くなると横へ成長するって、植物の葉と根の動きに似てますね。何か関係があるのだろうか。。。
あと、古代の植物の化石の中に、つくしの親分が、、
こんな巨大なトクサがあったのかーーーと、つくしの卵とじ好きとしてはわくっとしました。直径15cm弱くらいあったと思います。↓
食虫植物の本物は初めて見たのですが、この生体展示、すごく良かったです↓
こんな可愛い大きさなんだ!とか、形や色も、写真より全然綺麗で可愛かったです。
最後は若干好みですが、菱の実の巨大レプリカ。
小さい頃に福岡の大濠公園の池で魚すくいをしてた時、しょっちゅう引っかかってくる菱の実で怪我をして嫌いだったのを思い出しました。
3Dプリンターで巨大化したものを展示されていたんですが、、いやー、こんなやつだったのかお前。いかつい顔してるなーなど。
どんな風に置いても、棘が上を向くようにできているんですって、よくできとるなあ。。
あとは、おばあちゃん家にもあったラタンの椅子、こんなイガイガなやつだったのか!!などなど。
本当は会期前半でいけたら良かったのですが。。。このブログが少しは宣伝になったかもしれないし。。。
ただの感想になってしまいましたが、久しぶりにへーとかほーーーとかの連続でした。
それにしてもこういうの見てると、進化ってなんらかの意思が働いていると思いたくなるくらい、環境に特化してますよね。
でも最近の有力説では偶然の繰り返しで生き残ってきたものが、進化の正体のようですね。
本当にそうなのかなあ、、とも思うのですが更に更によくよく考えると、ピンポイント目的がないからこそ多様化が実現したということなんでしょうね。
もちろん分布域を広げて子孫を繋いでいくという、漠然とした大きな目的はあるのでしょうが。
研究だって基礎研究的なものが思わぬ発見をたくさんしてきたわけで、目的がはっきり決まった研究は、それ以上の発見が起こりにくいとか。。。
某政治家が基礎研究を軽視するような方針を打ち出した時に誰かが上記のようなコメントをしていて、確かに!!!と思った記憶があります。
面白いなーー生物学って人間活動のいろんな場面に置き換えができそうだなあ。なんて。
では、今回も独り言にお付き合い頂き、ありがとうございました。