こちらも遅くなってしまいましたが『へんなものみっけ!』90話目、発売中の月刊!スピリッツに掲載いただいてます。
”動物のフィギュア”後編です。
今回は取材で得た情報もとても面白かったのですが、実際のフィギュアを元に絵を描き起こしていく段階で、改めて気づきがあったのも面白かったです。
「こんな細かいところまで再現してるのか」「ここはこだわらなくても”らしさ”は出せるんだな」「この角度からでも違和感ないし、表情も細かい!!」などなど、、
例えばカブトムシの眼の前方にある宝石の留め金のような突起(目を保護しているのか?)↓
リスの前足が4本指、ツキノワグマの立ち姿の完成度(前脚の出し方と腰のカーブのバランスとか)とかとか!!
造形されたご本人は『細かさよりもらしさを大切にしている』とおっしゃっていましたが、しかし常人よりは遥かに生き物を見ている人の目線で作られているんだな、とつくづく思ったのでした。
あとはフィギュアの造形師の方の”なぜこの動物を選んだのか?”というシリーズ全体のセレクトの基準もイチオシポイントです。
事実を元にしたフィクションですが、限りなく事実に近いと思いますので、そこも楽しんでいただけたら嬉しいです。