あけましておめでとうございます。
昨夜はのんびりお蕎麦を食べて家族と団欒。。。といきたかったのですが、、、、
鬼のようにおでん作りまくって、来週締め切りの原稿を描き上げる準備をしてました。
発売中の月刊!スピリッツに、16話目載せていただいております。
今回はサシバという猛禽も出てくるのですが、脚の爪を描いていて気がついたこと。
なんかこの爪のカーブ、見たことあるなあ。。。この立体感。。。
と思っていて、あっと思いました。
連載第一回目から度々出てくるのですが、ものを引っ掛けて引き寄せる手鉤(テカギ)と同じ形
なんです。(実際比べてませんが、描いた感触が)
手鉤は大きな動物の解剖には欠かせません。
(クジラの解体用の、クジラ鉤(鈎)というものもほぼ同じような感じに見えます。)
とっかかりの少ないものや、ズルズル滑るようなものを動かすのに良い。
恐らくこの鉤のカーブがこれ以上きつくても緩くても、引っ掛けたり力を込めて引き寄せたりしにくくなるんだろうなと思います。
実際使ってみた時、シンプルなのによくできてるなあと思ったのを覚えています。
で、そういえばマグロもこれで扱ってたような。。。と思って調べたら、マグロ鉤(鈎)なるものもあるようです。
しかしこれはカーブがきつい。
でもこっちは、魚を捕まえるミサゴという鳥の爪ととても良く似ています。
「引っ掛けて放さない」ってことを追求した究極形が似てるって面白いですね。
まあた当たり前のことなんですが、、、
なんか自分的にヒットした出来事でありました。
今年もよろしくお願いいたします。